アラフィフ元OLの今さら期間工

40代の現役女性期間工です。ホンダ鈴鹿をフル満了後、別の自動車会社で働いています。

16の年、私は生きることをあきらめた

あれは、朝方だった。

2階の自室で寝ていた私は、強烈に強い揺れで目が覚めた。 

地震だ。

今までに経験したことのない大地震。

 

1995年1月17日

午前5時46分 

 

目の前にあった本棚が今にも倒れてきそうだ。

家が潰れてしまう。

ああ、もう終わるんだ、何もかも。

このまま寝て死のう。

このとき、私は生きることをあきらめた。

逃げる気にはなれなかった。

布団にもぐった。

サヨウナラ。

短い人生だったけれど、後悔はない。

 

どのくらい経ったのかは分からない。

1分なのか、5分なのか。

揺れがおさまった。

 

生きてる。

本棚も倒れてこなかった。

家も無事だ。

 

お父さんとお母さんは?

弟は?

あわてて1階に降りた。

よかった、みんな無事だ。

 

あれから27年。

私が生きるのをあきらめたのはそれっきり。

今は、絶対に生き抜いてやる。

そう思っている。

 

生きることをあきらめるな。

 

 

みなさま、ごきげんよう。

ナターシャカフェです。

 

本当は、例のJRおじさんのことを書こうとしましたが

今はなんだか、不謹慎な気がして内容を変更しました。

 

ありがとうございました。

それでは、ごきげんよう。

 

よろしくお願い致します。


人気ブログランキング